宅建スーパーWEBサイト

Preface



 私は、平成12年(2000年)に初受験し、合格しましたが、宅建の受験日の夜になってから、宅建のサイトがいろいろあることを知りました。それまで、ほとんど独学で、田舎暮らしの為、情報というものは何ほどのこともなく、もっと前に知っておけばと痛切に思ったことを覚えております。
 試験日当夜の自己採点30点が、今にして思えば、考え始める原点でした。発表までの長い46日間、いろいろ考えました。特に、杉の子さんや住宅新報のHousing Times-guestbookの両掲示板サイトには、考えさせられる書込みが多々あり、自分なりに意見を発信し、また他の方のご意見を拝見することで、自分の世界が広がってきたという思いは強くあります。
 不動産適正取引推進機構発表のデータをみますと、平成12年は以下のような受験状況でした。
申込者 210,465人 (対前年比△12,448人)
  男性161,992人(△11,399人) 女性 48,473人(△1,049人)
受験者 168,094人(△10,280人)  
  男性128,374人(△9,349人) 女性 39,720人(△941人)
合格者 25,928人(△2,349人)  
  男性 18,699人(△2,679人) 女性  7,229人(+330人)
合格率   15.4% 男性 14.6% 女性 18.2%
  最高齢者  85才 最年少者 14才

 恐らく、この中の1人1人にドラマがあったはずです。受験勉強をしているときだけではなく、受験当日、発表までの46日間、発表当日、発表日以降とそれぞれ、宅建をめぐる筋書きのないドラマが確かにあった。当然、これは受験者本人だけでなく、家庭や会社、学校などを含めると無数のバリエーションを持っています。

 宅建は、私にとって特別な思いがあります。ある掲示板で、私は「杏樹」というハンドル・ネームで投稿してきました。フランス語のange(天使)の読みだったのですが、以前見た映画で、しがない中年の男性の天使が恋に落ちた瞬間に、それまでモノクロだった画面が総天然色になる、という劇的な変化に感動を覚え、大げさですが、宅建を受験することで世界が変わったという暗示で使っておりました。天使と言うと日本では中性的なイメージですが、ヨーロッパではいろいろな天使がいます。映画の天使は私の実年齢に近かったこともあり、ハンドル・ネームにしたのでした。

 私が合格発表までの46日間に思ったことをホーム・ページや掲示板で伝えることができ、宅建受験者の方々のドラマの中の一コマになることができるなら、これほどうれしいことはありません。受験情報や学習情報も織り交ぜ、受験生だけでなく、合格者・登録者・主任者の方々とのネット・ワークのお手伝いをもさせていただきたいと思っております。

 このサイトは、宅建の総合情報WEBSITEになることをもくろんでいるものです。

宅建のサイトは現在、予備校系、出版社系、通信教育系、教材販売商用サイト、宅建講師のサイト、受験者のサイト、宅建受験支援サイトといろいろあります。この中に敢えて、当サイトを創設したのは、生身の受験者の立場に立って、非商用・無収益のコミュニティ・サイトを作りたいという一念でした。また、合格者や現役主任者の交流の場もあるようでないため、この方面でのコミュニティ・サイトもほしいと思いました。

現在、不動産の証券化を迎え、大変動の時期にさしかかっています。これは不動産業界だけのことではなく、デフレ・スパイラルのさなか、日本の構造変化が起きています。

このような背景の中で、宅建受験を機会に、自己啓発・自己変革をしようとしている方々のコミュニティ・サイトとしても、存在価値のあるものに当サイトを成長させたい、と願っています。

皆様とともに、このようなコミュニティ・サイトを創りあげていきたいと思います。

このサイトのコンテンツの一つ一つは、これをご覧になっている方々お一人お一人のご意見
・ご感想、あるいは積極的なご参加・ご投稿により、構築され集約されてきたものです。

どうか、よろしくお願い申し上げます。


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