宅建試験
FAQ-3
宅建試験の受験生活のQ&A

 

Q1 インターネットを宅建試験の学習に活用している人はどのくらいでしょう?
A1 〜

インターネットの活用については、統計資料はありません。個人的な考えを述べると、
宅建では受験申込者が毎年20万人を超えますが、恐らくは、巷間言われているほどは、
インターネットを活用している人は多くないと思われます。活用しているサイトとしては、
以下のようなものがあります。

 ・情報源として宅建関連サイト、掲示板を活用

 ・WEB講座で学習

 ・予備校・出版社・通信講座の受験情報

どれも、検索エンジンで、「宅建」で検索すれば見つかります。

Q2 学習時間は、どのくらいが適当なのかわかりません。
A2 〜

 合格者の学習時間を、受験ガイドや体験記などから総合しますと、200〜300時間と言われており、現在は300時間以上が多数派になっています。1日あたり、1時間半として半年で270時間になります。また、合格者の統計では、直前期には学習時間をそれまでよりも大幅に増やす傾向があります。

 このなかで、権利関係、宅建業法、法令上の制限、税法その他の時間的な配分ですが、4分野とも均一ではなく、やはり権利関係の比重が高いと思います。

 どの学習でも共通に言えることですが、学習者のレディネス(準備性 : 学習履歴など)やパーソナリテイに負う所が大きく、学習方法・学習時間は人それぞれで、これは宅建業法、法令上の制限、税法その他には特に言えることと思います。

 例えば、宅建業勤務の方は宅建業法、建設業勤務の方は法令上の制限、金融関係に勤務の方は税法と、お一人お一人が得意分野を持っています。

 ただ、権利関係は、民法が初めてではない方でも、多少まごつくかもしれません。これは、他の資格試験、例えば鑑定士や司法書士などの資格試験に比べ、宅建の民法問題では、学説の比較問題は出題されず、判例・通説のみの出題となっており、ノリが異なっております。また、宅地建物の取引で直面するものにほぼ限定されていても、範囲が絞りきれないという面があります。このため、多少の学習歴があっても他の受験者に対してアドバンテージにならないということになります。

 民法では、条文にない言葉が問題の解説の中にイキナリ出てきて、初学者を当惑させる面もあり、慣れるまでには、この意味もあって、初学者では時間がかかると思います。

Q3 宅建の勉強を独学で始めようと思っています。予備校や通信教育で勉強する方に比べて、独学の方の割合は少ないのでしょうか。
A3 〜

 他の資格では、合格者の中で予備校出身者の占める占有率が90%を超えているものもありますが、宅建試験ではそのようなことはないと思われます。

 宅建の受験申込者数は、平成8年より減少傾向にあるとはいえ、それでも例年約20万人が出願しています。その中で独学の方の人数は、かなり多いのではないでしょうか。

 どの資格取得系の予備校や通信教育も、受講者の宅建合格者の数は多くて数千人程度のものであり、約35,000人の合格者全体から見れば、予備校や通信教育の受講者は合格者の中では多くはないのでは、と推測します。

 時間や費用の面で余裕があるならば、予備校や通信教育も選択肢の一つになると思いますが、20万人受験申込者の全てがそうとは限らず、お仕事やご家庭などでご負担もかかります。

 宅建は、独学でも十分対処できるものと思います。本屋さんにいけば、たくさんの宅建関連の本がありますし、インターネットでも十分受験情報は入手できます。頑張ってください。

Q4 予備校では、無料講座があると聞きました。これは、その予備校の講義を受けていなくても受講できるのでしょうか。
A4 〜

 確かに受講生に向けての無料講座も中にはあると思います。しかし、そちらが多いわけではなく、一般の受験者に向けてのもののほうが多いでしょう。

 予備校では、折に触れて、一般の受験者に向けて無料講座を実施しているようです。2月から4月と、夏、直前期と節目節目に実施しているケースが多いものと思われます。今年の春も、ある予備校グループでは、改正法対策、今年の宅建試験の展望、相続などワンポイントで無料講義を実施していました。

 もちろん、予備校の受講案内のガイダンスも当然組み込まれていると思いますが、受験資料や学習法などのアドバイスの冊子も、参加者には配布されるので、気分転換や情報収集として活用できると思います。

 また、中には、講義のモニターを募集し、一般の方に受講して戴いてカリキュラム編成の参考にする所も過去にはありました。

 予備校は、受講者だけでなく、独学や通信教育の方にとっても、いい情報センターになっていただきたいと思っています。一般の受験者を大事にすれば、自ずと受講者数も増え、予備校にとっても損のない話になると思うからです。

Q5 独学なのですが、最近は、全く学習意欲がなく、ドツボにはまっています。思いきって遊ぼうと思っても、試験勉強が気になり、中途半端なものになってしまいます。
A5 〜

 学習を始める時には、どなたも胸をワクワクさせながら始めると思います。ただ、マンネリ化してくると、「どうも、きょうはやる気がしない」日もあると思います。

 こんな時には、その人なりのいつもの気分転換をすることになりますが、学習に厭きたというよりは、お仕事やご家庭のストレスもおありだろうと思いますので、思いきって遊んでみるのも一つの方法だと思います。(勿論、翌日も遊んでしまっては元も子もないのですが。。。)

 学習は、特にこれまで経験していないものの場合は、ストレスも相当たまります。適度にそれを緩和させてあげないと、学習も進んでいかないことがあります。逆に、メリハリをつけることで、むしろ学習も進む事があり、試験日まで全く自分を解放させないで、勉強だけというのも考え物だと思います。お仕事にもお休みがあることで勤労意欲が生まれ、お仕事の効率が高まるように、学習にもやはり、規則的なお休みは必要だと思います。

 どうしても、勉強がノラないときには、気分転換の一つとして、当サイトの掲示板に投稿したり、チャットに参加してみてはいかがでしょう。同じような悩みを抱えている方は他にもいると思いますし、愚痴をこぼしあうだけでも、やる気がでないという状態は昇華されるのではないでしょうか。

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