自己採点集計02

平成14年度の宅地建物取引主任者資格試験の合格ラインは50問中36問、合格率は17.3％。

申込者数は209,672人（前年比2.5％増）、受験者数は169,657人（同2.8％増）、受験率は80.9％。合格者29,423人（16.7％増）

合格者の平均年齢は33.5歳、最高齢者は87歳、最年少者は13歳。

10/25 19:00で、受付を終了させていただきました。

多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。

　当サイトでは，今年も宅建の実務講習対策をメルマガと掲示板で実施します。詳しくは，No.83以降のメルマガをご参照ください。→関連・宅建合格後のQ&A

　教育ソフト様の「無料採点サービス（解答速報）」集計結果について

　　教育ソフトサービス様の予想された合格推定ライン36点は、みごと的中しました。

→教育ソフト

◆今年度より、各都道府県での発表のほかに、12/4（水）の合格発表で合格者の受験番号のほかに、合否の判定基準(合格最低点)も試験実施団体のHPに掲載されることになりました。

▼当サイトでは、合格推定ラインは判断しておりません。最終的には、試験実施団体や国土交通省を始めとする行政当局の判断により、合格最低ラインは決定されます。

　教育ソフト様が今回発表された合格推定ラインは、教育ソフト様のご判断によるものであり、当サイトとは別個の判断であることをお断りしておきます。

▼当サイトがタイアップ企画として、この自己採点集計を実施している最大の理由は、『問題の難易度』を用いた『合格推定ライン』に対して大きな疑問がある為です。

　受験者お１人お１人の環境や生活、準備学習、理解度は多様であり、また受験者の当日のコンディション、試験問題に対する相性などさまざまな要因が絡んで、各問題の正答率は異なっており、難易度は流動的なものにならざるを得ません。

　例えば、昨年の宅建試験直後でも、各指導機関は、宅建業法や法令制限は若干やさしかったとしながらも、概ね難易度は平成12年の試験と変わらないと論評し、合格推定ラインを31±１という見方が主でした。

　しかしながら、実際の合格点は一昨年の30点から34点と４点も急上昇し、各指導機関の予測値31±１からは離れていたのです。これは、各指導機関が従来捉えていた難易度は『金属疲労』を起こしていたためではないかと考えています。この大きな要因としては、単純に考えれば、受験者層の変化です。

　・学習時間の増加傾向

　・受験指導機関に通学する受験者の増加（教育訓練給付制度・訓練委託など）

　・不況期のため、学習意欲が高い。

　このようなことは、試験の難易度では把握できません。したがって、各指導機関とも今後は試験当日ではなく、自己採点集計などの統計的な手法を用いた後に、合格推定ラインを出していただきたいと考えています。

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