Ａは，Ｂから建物を贈与（負担なし）する旨の意思表示を受け，これを承諾したが，まだＢからＡに対する建物の引渡し及び所有権移転登記はされていない。この場合，民法の規定及び判例によれば，次の記述のうち誤っているものはどれか。(平成10年・問９)

２．「贈与が書面によるものである場合で，Ｂが建物の所有権移転登記に応じないとき，Ａは，Ｂに対して当該登記を求める訴えを裁判所に提起することができる。」

４．「贈与が死因贈与であった場合，それが書面によるものであっても，特別の事情がない限り，Ｂは，後にいつでも贈与を撤回することができる。」