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平成1７年度 宅地建物取引主任者資格試験の概要
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平成17年10月16日試験実施 |
平成17年11月30日
財団法人 不動産適正取引推進機構
１ 試験の概要
| (1) 試験日 | 10月16日（日） |
| (2) 試験会場 | 47都道府県 197会場 3,804教室 |
| (3) 申込者数 | 226,665人 （平成16年 216,830人 対前年比 9,835人、4.5％増） |
| 男 170,593人 （平成16年 164,014人 対前年比 6,579人、4.0％増） |
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| 女 56,072人 （平成16年 52,816人 対前年比 3,256人、6.2％増） |
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| 内 登録講習修了者 20,568人 〔男 15,526人 女 5,042人〕 | |
| (4) 受験者数 | 181,880人 （平成16年 173,457人 対前年比 8,423人、4.9％増） |
| 男 136,129人 （平成16年 130,391人 対前年比 5,738人、4.4%増） |
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| 女 45,751人 （平成16年 43,066人 対前年比 2,685人、6.2％増） |
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| 内 登録講習修了者 19,109人 〔男 14,411人 女 4,698人〕 | |
| (5) 受験率 | 80.2％ 男79.8％、女81.6％ （16年 80.0％ 男79.5％、女81.5％） |
| 内 登録講習修了者 92.9％ 〔男 92.8％ 女 93.2％〕 |
註 登録講習は，平成９年〜16年の指定講習に該当します。
２ 合否判定基準 ５０問中３３問以上正解した者を合格者とする。
(登録講習修了者は４５問中28問以上正解した者を合格者とする)
３ 正解番号 別表のとおり
４ 合格者の概要
| (1)合格者数 | 31,520人 （平成16年 27,639人 対前年比 3,881人、14.0％増） |
| 男 22,595人（平成16年 19,902人 対前年比 2,693人、13.5％増） | |
| 女 8,925人（平成16年 7,737人 対前年比 1,188人、15.4％増） | |
| 内 登録講習修了者 5,549人 〔男 3,952人 女 1,597人〕 | |
| (2)合格率 | 17.3％ 男16.6％、女19.5％（平成16年 15.9％ 男15.3％、女18.0％） |
| 内 登録講習修了者 29.0％ 〔男 27.4％ 女 34.0％〕 | |
| (3)平均年齢 | 33.5歳 男34.0歳、女32.4歳 (平成16年 33.4歳 男34.0歳、女31.8歳) |
| (4)その他 | |
| ●最高齢合格者 | 90歳・男 東京都 |
| ●最年少合格者 | 14歳・男 千葉県 |
| ●18歳未満の者 | ７人 (男５人、女２人) |
| ●職業別 （構成比） |
不動産業29.5％，金融関係7.6％，建設関係11.8％，他業種20.5％， 学生12.3％，主婦4.5％，その他13.8％ |
平成17年度合格者の特徴
１ 合格者は増加
申込者数が前年度より4.5％増加し，合格率が1.4％上昇したため，合格者数は
対前年度比14.0％増の31,520人となった。
| 合格者数 | 増減率（対前年度比） | 合格率 | |
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平成１０年度
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２４,９３０人 | ▲７．１％ | １３．９％ |
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平成１１年度
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２８,２７７人 | １３．４％ | １５．９％ |
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平成１２年度
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２５,９２８人 | ▲８．３％ | １５．４％ |
| 平成１３年度 | ２５,２０３人 | ▲２．８％ | １５．３％ |
| 平成１４年度 | ２９,４２３人 | １６．７％ | １７．３％ |
| 平成１５年度 | ２５,９４２人 | ▲１１．８％ | １５．３％ |
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平成１６年度
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２７,６３９人 | ６．５％ | １５．９％ |
| 平成１７年度 | ３１,５２０人 | １４．０％ | １７．３％ |
註 原文では，平成14年度〜17年度です。
2 男女別合格者の推移
合格者数，合格率は男女とも前年度に比べ増加した。特に女性の合格率は相変わらず
男性のそれを上って２０％に近づき，女性の合格者に占める比率も２８.３％に達している。
| 男性合格者数 | 増減率（対前年度比） | 合格率 | |
| 平成１０年度 | １８,１１８人 | ▲ ４．４％ | １３．１％ |
| 平成１１年度 | ２１,３７８人 |
１８．０％
|
１５．５％ |
| 平成１２年度 | １８,６９９人 | ▲１２．５％ | １４．６％ |
| 平成１３年度 | １８,５１５人 | ▲ １．０％ | １４．７％ |
| 平成１４年度 | ２１,７８４人 | １７．７％ | １６．８％ |
| 平成１５年度 | １８,６９０人 | ▲ １１．８％ | １４．６％ |
| 平成１６年度 | １９,９０２人 | ６．５％ | １５．３％ |
| 平成１７年度 | ２２,５９５人 | １３．５％ | １６．６％ |
註 原文では，平成14年度〜17年度です。
| 女性合格者数 | 増減率（対前年度比） | 合格率 | |
| 平成１０年度 | ６,８１２人 | ▲１３．６％ | １６．４％ |
| 平成１１年度 | ６,８９９人 | １．３％ | １７．０％ |
| 平成１２年度 | ７,２２９人 | ４．８％ | １８．２％ |
| 平成１３年度 | ６,６８８人 | ▲ ７．５％ | １７．１％ |
| 平成１４年度 | ７,６３９人 | １４．２％ | １９．１％ |
| 平成１５年度 | ７,２５２人 | ▲ ５．１％ | １７．６％ |
| 平成１６年度 | ７,７３７人 | ▲ ６．７％ | １８．０％ |
| 平成１７年度 | ８,９２５人 | １５．４％ | １９．５％ |
註 原文では，平成14年度〜17年度です。
3 登録講習修了合格者の増加
今年度から登録講習の受講資格が緩和され，２年ないし３年の実務経験の必要がなく
なり，宅建業従事者であれば受講可能となった。また規制緩和により民間講習機関の
参入も認められた。このため講習修了者の受験者数，合格者数とも前年度に比べ急増
している。また合格率も約６％増になっている。
4 業種別合格者の推移
合格者の職業構成比でみると，登録講習修了者の増加を背景に不動産業
（５．１％増）が伸び，金融業（０．４％減），建設業（１．１％減）はいずれも減となり，
学生は前年度と同率(１２.３％)であった。
【参考】 業種別合格者の構成率での推移
| 職業区分 | 不動産業 | 金融関係 | 建設関係 | 他業種 | 学生 | 主婦 | その他 |
| 平成13年の構成比 | ２３．１％ | ８．９％ | １５．２％ | ２２．７％ | １１．３％ | ５．３％ | １３．４％ |
| 平成14年の構成比 | ２２．３％ | １０．０％ | １４．７％ | ２２．２％ | １１．４％ | ５．０％ | １４．５％ |
| 平成15年の構成比 | ２４．６％ | ８．６％ | １３．４％ | ２２．３％ | １１．５％ | ５．２％ | １４．３％ |
| 平成16年の構成比 | ２４．４％ | ８．０％ | １２．９％ | ２２．９％ | １２．３％ | ５．２％ | １４．２％ |
| 平成17年の構成比 | ２９．５％ | ７．６％ | １１．８％ | ２０．５％ | １２．３％ | ４．５％ | １３．８％ |
5 合格者の最高点
前年度に続き全問正解者はおらず，今年度は５０問中４９問正解者が最高だった。