法定地上権に関する問題
法定地上権に関する次の記述は、民法の規定及び判例によると○か、×か。
１．「土地に対する抵当権設定当時、建物につき保存登記がなされていない場合であっても、当該土地の所有者が所有する建物が存在すれば、法定地上権は成立する。」 ○ X
２．「土地及びその上に存する建物が同一の所有者に属するとき、土地と建物の双方に抵当権が設定され、土地と建物が同時に競売された場合、法定地上権が成立する余地はない。」 ○ X
３．「土地及びその上に存する建物が同一の所有者に属するとき、当該土地に抵当権を設定した後、当該建物が滅失した場合、法定地上権が成立する余地はない。」 ○ X
４．「ＡＢが共有する土地の上にＡがＢの同意を得て建物を単独所有している場合、Ａが土地の共有持分について抵当権を設定し、その後、抵当権が実行されたときには、Ａの建物について法定地上権は成立しない。」 ○ X
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