Brush Up! 権利の変動編
売買契約に関する総合問題1
Aを売主,Bを買主とする甲建物(設定代金額2,000万円)の売買契約に関し,次の
それぞれの記述は,民法の規定によれば○か,×か。
なお,当該契約につき,別段の定めはないものとする。
1.「甲建物の売買契約に関する費用は,売主Aが負担するものとし,弁済に関する費用は、買主Bが負担するものとする。」 |
2.「甲建物のAの申入れ代価につき,Bが1,800万円なら承諾する旨をAに通知したが,Aから相当期間内に確答がないため,Bが2,000万円で承知する旨をあらためてAに通知したとき,当該契約は成立する。」 |
3.「甲建物に第三者Cの抵当権が設定されているとき,買主Bがそのことにつき悪意であっても,Bは,Aに対し代金の支払いを拒絶することもできる。」 |
4.「売買契約が締結された後,甲建物がAからBに引き渡される前に,隣家Dの重過失による失火により焼失したときであっても,Bは当該契約を解除することができない。」 |