Brush Up! 権利の変動編
担保責任に関する問題3
売主をA,買主をBとするA所有の甲土地の売買契約に関する次のそれぞれの記述は,民法の規定及び判例によれば,○か×か。 |
1.「甲土地が産業廃棄物を埋め戻して整地されたものであったため,Bがその目的を達成できない場合,善意のBは,そのことを知ったときより1年以内であれば,契約の解除と合わせて損害賠償を請求できる。」 |
2.「甲土地の代金を登記簿の表示面積をもとに単位当たりの単価を乗じて定めた場合,実測面積が登記簿面積を超えていたときであっても,AはBに対し代金の増額を請求することができない。」 |
3.「AがBと甲土地の売買契約をした後において,Aが甲土地をCに売却し,Cに移転登記がされたとき、Cは悪意であってもBに対抗できる。」 |
4.「Aは,甲土地が自己のものと過失なく信じていたが,甲土地はDのものであって,甲土地をBに移転できなかったとき,Aは損害を賠償して契約の解除をすることができ,Bが悪意の場合であれば,AはBにその旨を通知するだけで解除できる。」 |