Brush Up! 権利の変動編

債務不履行 履行遅滞と損害賠償の問題3−損害賠償額の予定


AB間の土地売買契約中の履行遅滞の賠償額の予定の条項によって,AがBに対して,損害賠償請求をする場合に関する次の記述のうち,民法の規定及び判例によれば,誤っているのはどれか。(平成14年・問7)
1.「賠償請求を受けたBは,自己の履行遅滞について,帰責事由のないことを主張・立証すれば,免責される。」

2.「Bが,Aの過失を立証して,過失相殺の主張をしたとき,裁判所は損害額

の算定にその過失を斟酌することができる。」

3.「裁判所は,賠償額の予定の合意が,暴利行為として公序良俗違反となる場合

でも,賠償額の減額をすることができない。」

4.「Aは,賠償請求に際して,Bの履行遅滞があったことを主張・立証すれば

足り,損害の発生や損害額の主張・立証をする必要はない。」


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