Brush Up! 権利の変動篇
相続の過去問アーカイブス 平成10年 相続の承認と放棄・詐欺による相続の放棄
相続人が,被相続人の妻Aと子Bのみである場合(被相続人の遺言はないものとする。)の相続の承認又は放棄に関する次の記述のうち,民法の規定及び判例によれば,誤っているものはどれか。 |
1.「相続の承認又は放棄をすべき3ヵ月の期間の始期は,AとBとで異なることがある。」 |
2.「Aが単純承認をすると,Bは,限定承認をすることができない。」 |
3.「A及びBは限定承認をしたが,Bが相続財産を隠匿していたとき,相続債権者は,相続財産をもって弁済を受けられなかった債権額の1/2について,Bに請求できる。」 |
4.「Aは,Bの詐欺によって相続の放棄をしたとき,Bに対して取消しの意思表示をして,遺産の分割を請求することができる。」 |