Brush Up! 権利の変動篇

相続の過去問アーカイブス 平成11年 遺産分割


相続に関する次の記述のうち,民法の規定及び判例によれば,誤っているものはどれか。

1.「相続開始の時において相続人が数人あるとき,遺産としての不動産は,相続人全員の共有に属する。」

2.「被相続人は,遺言で,遺産の分割の方法を定めることができ,また相続開始の時から5年を超えない期間内で遺産の分割を禁ずることもできる。」

3.「遺産の分割について共同相続人間に協議が調わないとき,各共同相続人は,その分割を,相続開始地の地方裁判所に請求することができる。」

4.「相続開始の時から3年以上経過した後に遺産の分割をしたときでも,その効力は,第三者の権利を害しない範囲で,相続開始の時にさかのぼって生ずる。」


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