Brush Up! 宅建業法篇

自ら売主の制限に関する問題1 手付等・損害賠償


 宅地建物取引業者が自ら売主となるときの次の記述は、宅地建物取引業法によれば

○か×か。

1.「宅地建物取引業者が自ら売主となるとき、手付金等の保全措置を講ず

る場合、代金額の10分の2を超える金額を、手附として受領することができ

る。」

2.「宅地建物取引業者が自ら売主となるとき、売買契約の締結に際して手

附を受領したとき、相手方が履行に着手するまで、当該取引業者はその全額

を償還すれば、損害賠償をすることなく、当該契約の解除をすることができ

る。」

3.「宅地建物取引業者が自ら売主となるとき、当事者の債務不履行を理由

とする契約の解除に伴う損害賠償の額の予定を、代金額の10分の2と定めた

場合、違約金の額の定めをすることはできない。」

4.「宅地建物取引業者が自ら売主となるとき、損害賠償の額の予定及び違

約金等の額を代金額の10分の2を超える定めをしたとき、その特約はその超

える部分については無効となる。」


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