資格情報
▼管理士 |
マンション管理士の現在 |
◆マンション管理センター (管理適正化法・マンション管理士関係)
◆マンション管理士活用方策検討会報告書について
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha02/07/070621_.html
◆マンション管理士活用方策検討会報告書のハイライト
マンション管理組合のマンション管理士への視線 |
◆管理組合による専門家の活用
・すでに予算化している 7.7% ・予算措置は困難 24.0% ・その他 25.1% ・不明 17.7% ◆専門家活用のすでに予算化している費用 ・10万円から30万円 21.4% ◆専門家活用のための年間予算想定額 ・10万円から20万円 38.4% |
各地方公共団体へのマンション管理士活用のヒアリング |
◆東京都
・各特別区・市の専門相談員としての活用を検討。 東京都分譲マンション管理アドバイザー制度の改定(2003.7.14) http://www.tokyo-machidukuri.or.jp/job/e/P4.html 業務内容 (講座=1回2時間派遣料13,650円,相談=1回2時間派遣料21,000円) http://www.tokyo-machidukuri.or.jp/job/e/P4_3.html ◆横浜市 ・一般相談・市の専門相談の相談員として活用を検討。 ◆大阪府 ・マンション管理専門相談員として活用を検討。 ◆神戸市 ・一般相談の相談員として活用を検討。 |
マンション管理士活用のプラン | ||||||||||||
概略すると、以下のようなものを報告書では提案しています。
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詳細情報検索サービスでの依頼したい業務内容の例 |
・管理組合の運営の補助 ・管理規約の作成及び改正 ・建物と設備の維持保全 ・マンション管理業者への対応 ・管理組合の資産の管理 ・分譲会社又は区分所有者とのトラブルへの対応 ・区分所有者間のコミュニケーションの活性化 ・その他 |
マンション管理士詳細情報検索サービスで掲載している管理士の同時保持資格 |
検索サービスに登録している全1,587人のうちの保持資格。(平成15年12月5日現在)
・管理業務主任者 1,076人 ・宅地建物取引主任者 1,173人 ・一級建築士 175人 ・二級建築士 61人 ・木造建築士 2人 ・弁護士 6人 ・司法書士 33人 ・行政書士 212人 ・不動産鑑定士 37人 ・公認会計士 2人 ・税理士 14人 ・建築施工管理技士 113人 |
平成13年末現在で、マンションの総戸数は約406万戸、居住人口は1,000万人を超えると言われています。このような趨勢の中、マンション管理士は、平成13年の試験には11万人と、創設されたばかりの資格試験としては予想外の受験申込者を集めました。しかし、これだけ注目されている資格でも、実は細部についてはほとんど決まっていないというのが実情です。国はマンション管理適正化法や適正化指針などで、外枠は作りましたが、この資格の普及や活用のためのネットワーク化はまだまだこれからの課題です。 マンションは近未来において、マンションの大規模修繕・建替え、マンションのスラム化などの問題を控えています。また、マンション管理についてはすでに社会的な問題にもなっており、これらがマンション管理士制度が生まれた背景にもなっています。将来的には、管理組合の立場に立って、さまざまな局面でマンション管理の総合的な調整者、コーディネーターとしての活躍がマンション管理士には期待されており、これから新規に開業するマンション管理士には単に資格試験に合格したというだけでなく、日常的な自己啓発、得意とする専門領域など多くの力量が要求されてくるものと思われます。 (管理組合の抱えるさまざまな問題点を解決する為に、各方面との調整を図ったり、管理組合の相談相手になるには、相当な知識と力量、実務経験が必要でしょう。) 昨年より資格試験受験のための指導機関の広告やマスコミなどの報道でマンション管理士についてはやや過熱気味とも言える状態になっていますが、マンション管理士についてはまだいわば星雲状態であることを確認しておくべきではないでしょうか。マンション管理士はできて間もない資格です。この資格制度の普及と定着、活用は、マンション管理士の方々の今後の活躍にかかっていると思われます。 |