Brush Up! 権利の変動篇
不法行為に関する問題2
Aは,宅地建物取引業者Bに媒介を依頼して,土地を買ったが,Bの社員Cの虚偽の説明によって損害を受けた。この場合,次のそれぞれの記述は,民法の規定及び判例によれば○か,×か。(平成6年・問7) |
1.「Aは,Cの不法行為責任が成立しなければ,Bに対して損害の賠償を求めることはできない。」 |
2.「Aは,Bに対して不法行為に基づく損害の賠償を請求した場合,Cに対して請求することはできない。」 |
3.「Aは,Cの虚偽の説明がBの指示によるものでないときは,Cに対して損害の賠償を求めることができるが,Bに対しては求めることができない。」 |
4.「Bは,Aに対して損害の賠償をした場合,Cに求償することができる。」 |