Brush Up! 権利の変動編

連帯保証の基本問題3


Bは,Aから,A所有の不動産を,代金の支払時期及び物件の引渡し時期について特に履行期限を定めずに買い受け,Bの代金支払債務についてCが連帯保証をなした。AがCに対して代金の支払を請求してきた。次の記述のうち,正しいものはどれか。

1.「Cは,Aに対して,まずBに請求すべきことを主張することができる。」

2.「Aが移転登記をしない場合には,CはAに対して,期間を定めて催告し,期間内に履行がなされないときは,契約を解除することができる。」

3.「Cは,移転登記と引き換えでなければ代金を支払わない旨主張することができる。」

4.「BがAに対する反対債権を有する場合でも,Cは,Aに対して,その反対債権により相殺をもって対抗することができない。」


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