Brush Up! 権利の変動編
地上権に関する基本問題1
次のそれぞれの記述は、民法、借地借家法の規定および判例によれば○か、×か。
1.「地上権は、耕作を目的として設定できる。」 |
2.「AはBが所有する土地・甲に、建物所有のための地上権の設定をしようとしている。AB間の地上権設定契約において、Aが地代支払い義務を負わないとすることができる。」 |
3.「AはBが所有する土地・甲に、建物所有のための地上権の設定をしようとしている。AB間の地上権設定契約において存続期間の定めがないときには、地上権の存続期間は30年とみなされる。」 |
4.「地上権は、不動産に関する物権の1つであるから、その設定及び移転は、登記をしなければ、効力を生じない。」 |
5.「すでに登記されている地上権の存する土地についても、その地上権者の承諾を得て地下または空間の上下の範囲を定め地上権を設定できるが、土地の賃貸借はその対象となる土地に地下または空間の上下の範囲を定めて設定することはできない。」 |