Brush Up! 権利の変動編
債権:債権者代位権に関する問題1
債権者代位権に関する次の記述のうち,民法の規定及び判例によれば,誤っているもの
はどれか。
1.「Aが妻Bに不動産を贈与した場合,Aの債権者Cは,Aの夫婦間の契約取消権を代位行使することができる。」 |
2.「DのEに対する債権の弁済期が到来していない場合,自己の債権を保全するため,Dは,裁判上の代位によりEのFに対する債権を行使することができる。」 |
3.「土地がGからH,Hから I へと譲渡された場合において,登記がなおGにあるときは, I は,HのGに対する登記請求権を代位行使することができる。」 |
4.「J の所有地をKが賃借している場合において,Lが不法占拠したときは,Kは,J の所有権に基づく妨害排除請求権を代位行使することができる。」 |