Brush Up! 権利の変動編
債権:債権譲渡に関する問題3
Aが,Bに対して有する金銭債権をCに譲渡した場合に関する次の記述は,民法の規定及び判例によれば,○か、×か。(平成12年・問6) |
1.「譲渡通知は,AがBに対してしなければならないが,CがAの代理人としてBに対して通知しても差し支えない。」 |
2.「Bが譲渡を承諾する相手方は,A又はCのいずれでも差し支えない。」 |
3.「Aが,CとDとに二重譲渡し,それぞれについて譲渡通知をした場合で,Cに係る通知の確定日付はDに係るものより早いが,Bに対しては,Dに係る通知がCに係る通知より先に到達したとき,Dへの債権譲渡が優先する。」 |
4.「Bが,既にAに弁済していたのに,AのCに対する譲渡を異議を留めないで承諾した場合,Bは,弁済したことをCにもAにも主張することができない。」 |