Brush Up! 権利の変動篇
未成年に関する問題2
次のそれぞれの記述は、民法の規定によれば○か、×か。
6.「未成年者がする取引についての法定代理人の同意は,未成年者自身に対してではなく,未成年者と取引をする相手方に対してなされても有効である。」 |
7.「未成年者が法定代理人の同意を得ないでした法律行為は取り消すことができるが,この法律行為の取り消しは善意の第三者には対抗することができない。」 |
8.「Aが,Bの代理人としてCとの間で,B所有の土地の売買契約を締結する場合,Bが未成年者であっても,Aが成年に達した者であれば,Bの法定代理人の同意又は許可を得ることなく,Aに売買の代理権を与えて,Cとの間で土地の売買契約を締結することができ,この契約を取り消すことはできない。」 |
9.「Aは,Bの代理人として,Bの所有地をCに売却した。Aが未成年者であって,法定代理人の同意を得ないで契約を締結した場合,Bは,Aに代理権を与えていても,その売買契約を取り消すことができる。」 |
10.「AB間で,AがBに対し1,000万円支払って,BがCに対してBの所有する建物の所有権を移転する旨の契約を締結した。Cが未成年者の場合,Cの受益の意思表示には法定代理人の同意が必要である。」 |