Brush Up! 権利の変動編
抵当権の基本問題2
Aは、Bから借金をし、Bの債権を担保するためにA所有の土地及びその上の建物に抵当権を設定した。
この場合、次のそれぞれの記述は、民法の規定及び判例によれば○か、×か。
1.「Bの抵当権の実行により、Cが建物、Dが土地を競落した場合、Dは、Cに対して
土地の明渡しを請求することはできない。」 |
2.「Aは、抵当権設定の登記をした後もEに賃貸することができるが、その賃貸借に ついてのBの同意がなくても、期間3年以内の賃貸借でその登記があれば、Eは、 建物の競落人に対して賃借権を対抗しうる。」法改正 |
3.「Bは、第三者Fから借金をした場合、Aに対する抵当権をもって、さらにFの債権 のための担保とすることができる。」 |
4.「Aから抵当権付きの土地及び建物を買い取ったGは、Bの抵当権の実行に対し ては、自ら競落する以外にそれらの所有権を保持する方法はない。」 |