Brush Up! 権利の変動篇 宅建過去問で学ぶ 抵当権 |
最終更新日 2009/11/29 50問時代の全問収録
民法で,先取特権・不動産質権・債権質・抵当権・根抵当権等において,平成15年8月1日に公布された改正があり,平成16年4月1日に施行されました。(不動産登記法も関連して改正されています。) 法改正により『滌除』は『抵当権消滅請求』と名称が変わり,滌除による増価競売も廃止されました。 法改正により『短期賃貸借』は廃止され,「抵当権者の同意(の登記)により賃貸借に対抗力を与える制度」,「建物明渡し猶予制度」が創設されました。 ●根抵当権の改正 ●改正点については,法改正レポート をご覧ください。 |
2001/05/25 担保物権のまとめを読む
2004/02/11 抵当権の出題傾向と対策
●年度別の問題演習(宅建・過去問アーカイブス) ⇒ 出題項目の検索ページ
不動産質・留置権・不動産先取特権・抵当権の消滅 (4問) 昭和52年
2003/07/06 不動産質・不動産売買の先取特権・流抵当 (4問) 昭和46年
●1000本ノック本編 法改正
お勧め3日間 1日目・・・最重要問題・基本確認(1)
2日目・・・基本確認(2)・根抵当権
3日目・・・過去問演習<一気に全部を通覧します>
▼抵当権の最重要問題シリーズ(過去問をベースにしています) |
2001/05/25 抵当権の重要問題 (5問) 法改正 |
▼根抵当権の過去問 −法改正− |
2004/02/08 根抵当権に関する問題1 (4問) 平成8年 |
▼抵当権の基本確認シリーズ(過去問出題のほぼ全論点をカバーしています) | ||
2003/01/01 抵当権の根底事項(5問) 基本確認(1) 2003/01/04 第三取得者(6問) 法改正 基本確認(2)
2002/09/10 法定地上権(5問) 基本確認(2) 2004/02/09 短期賃貸借の経過措置(4問) 法改正 2009/03/25 建物の引渡しが抵当権設定登記の先か後かによる賃借権の対抗力の有無, 2003/06/07 共同抵当・抵当権の順位の変更(4問) 基本確認(2) |
●抵当権についてのトピック●Webページの紹介 |
http://www.matsuoka.law.kyoto-u.ac.jp/ |
抵当権の目的物 | |
不動産 | 土地・建物(369条1項) |
物権 | 地上権・永小作権(369条2項) |
共有物 | 共有物全体について抵当権を設定するには、共有者全員の同意が必要。(251条) |
●現代語化などの民法改正による抵当権での条文番号の変動 (平成16年12月1日公布,平成16年法律第147号) |
担保物権の民法改正後,現代語化・保証規定の見直しなどの民法の改正があり,次のように条文番号に変動がありました。 |
(抵当権の順位) 373条1項→373条,(抵当権の順位の変更) 373条2項→374条1項,373条3項→374条2項,(抵当権の被担保債権の範囲) 374条→375条,
(抵当権の処分) 375条→376条,(抵当権の処分の対抗要件) 376条→377条, (代価弁済) 377条→378条,(抵当権消滅請求) 378条→379条,(抵当権消滅請求ができない場合)379条→380条,380条→381条, 根抵当権にも条文番号の変動はありますが,省略します。 |