Brush Up! 権利の変動編
根抵当権の基本問題2
根抵当権に関する次のそれぞれの記述は、民法の規定によれば○か、×か。
1.「根抵当権は、根抵当権者が債務者に対して有する現在及び将来の債権をすべて
担保するという内容で、設定することができる。」 |
2.「根抵当権の極度額は、いったん登記がされた後は、後順位担保権者その他の利 害関係者の承諾を得た場合でも、増額することはできない。」 |
3.「登記された極度額が1億円の場合、根抵当権者は、元本1億円とそれに対する最 後の2年分の利息及び損害金の合計額に付き、優先弁済を主張できる。」 |
4.「根抵当権の被担保債権に属する個別の債権が、元本の確定前に、根抵当権者か ら第三者に譲渡された場合、その第三者は、当該根抵当権に基づく優先弁済を主張 できない。 |
【本試験出題歴】 平成元年・(3年)・8年・12年