報酬規定に関する問題4
次の記述は正しいか。
1.「宅地建物業者が権利金180万円、借賃60万円のオフィスビルの賃借の 代理をした場合、依頼者の一方から9万円、他方から9万円が報酬の受領限 度額である。なお、消費税やみなし仕入れ率は考えないものとする。」 |
2.「宅地建物取引業者が敷金50万円、借賃15万円の居住用建物の賃借の代 理をした場合、依頼者双方から受け取ることのできる報酬額の限度は15万円 である。なお、消費税やみなし仕入れ率は考えないものとする。」 |
●課税業者の報酬限度額 → これまでと実質的に変化なし
200万円以下の部分 | 5.25/100 (従来は 5/100) |
200万円を超え400万円以下の部分 | 4.2/100 (従来は 4/100) |
400万円を超える部分 | 3.15/100 (従来は 3/100) |
⇒ 改定後の速算方式もありますが,覚えるとかえって混乱するため,本節では,敢えて
従来のものにとどめてあります。
200万円以下の価額 | 価額の5%×1.05 |
200万円を超え400万円以下の価額 | 〔価額の4%+2万円〕×1.05 |
400万円を超える価額 | 〔価額の3%+6万円〕×1.05 |