宅建過去問
|
土地の過去問アーカイブス
崩壊跡地 |
●崩壊跡地の過去問Archives |
平成元年・問1・肢3,平成10年・問50・肢4, |
3.「崩壊跡地は,周辺と異なる植生を示し,微地形的には馬蹄形状の凹地形を示すことが多く,一度崩壊しているので安定した土地である。」 |
【正解:×】 ◆崩壊跡地 崩壊跡地とは,山腹斜面などで見られるもので,地表変動(表層崩壊・深層崩壊)によって地表が裸出し,植生も乏しく,馬蹄形または半円状の凹地(表層土が抉られたくぼみのある斜面)になっています。 このような場所では,風化や雨水によって表層土が流出(表面侵食)し,岩石や礫を含む土層が不安定で落石が発生しやすく,豪雨や地震等で再び崩壊する危険もあります。 したがって,<一度崩壊しているので安定した土地>であるとはいえません。 |
4.「崩壊跡地は,微地形的には馬蹄形状の凹地形を示すことが多く,また地下水位が高いため竹などの好湿性の植物が繁茂することが多い。」 |
【正解:○】 ◆崩壊跡地 崩壊跡地とは,山腹斜面などで見られるもので,地表変動(表層崩壊・深層崩壊)によって地表が裸出し,植生も乏しく,馬蹄形または半円状の凹地(表層土が抉られたくぼみのある斜面)になっています。 このような場所では,風化や雨水によって表層土が流出し(表面侵食),岩石や礫を含む土層が不安定で落石が発生しやすく,豪雨や地震等で再び崩壊する危険もあります。 表層土が抉られているということは地下水位が高いことを意味し,植生も低木などの好湿性の植物が繁茂することになります。 |
土地の過去問のトップに戻る 過去問アーカイブス・税法その他に戻る
HOMEに戻る | サイトマップに戻る |