統計問題出題予想データ2012
参考資料 : 指定流通機構
●出題傾向
 指定流通機構に関する統計問題は,平成7年〜平成10年と平成12年に,当時の建設白書の問題として年度集計が出題されただけで,平成13年以降出題されていません。

 現在,建設白書の後身である国土交通白書※1には掲載されていませんが,土地白書年間集計が掲載されています。

 今後,指定流通機構のデータが出題されるとすれば,土地白書のデータが出題されると考えられます。覚えておくのは土地白書のデータで十分でしょう。※2

※1 国土交通白書1012(平成23年度年次報告) p.197 では,既存住宅の流通市場で,指定流通機構の22年度の成約件数が13万件(対前年度比5.3%増) であることを掲載している。

※2このページでは,土地白書のほか,(財)不動産流通近代化センターの『指定流通機構の活用実績』を紹介していますが,これは過去問で出題された肢問の補充としてまとめたものです。

●指定流通機構の出題の推移 (当時の建設白書の問題として出題)

                      出題歴
 出題年 63 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23
 指定流通機構の出題
 指定流通機構の
 新規登録件数
 指定流通機構の
 総登録件数

 出題内容の履歴

平成7年 平成5年度の新規登録件数(売り物件.賃貸物件の合計)と賃貸物件の比率

平成8年 平成6年度の売り物件の新規登録件数での土地の件数

平成9年 平成7年度の新規登録件数(売り物件・賃貸物件の合計)

平成10年 平成9年の3月末での総登録件数

平成12年 平成10年度の新規登録件数(売り物件・賃貸物件の合計)   

 

●不動産業・宅地建物取引業に関する統計 指定流通機構

●指定流通機構の過去問Archives
<建設白書 (現在の国土交通白書) から出題>

【新規登録物件の総数】平成9年・問46・肢4平成12年・問46・肢4,,

【新規登録件数と賃貸物件の割合】平成7年・問34・肢4

【新規登録物件 : 売り物件のうち数の多いもの】平成8年・問34・肢4,,

【年度末の総登録物件数】平成10年・問46・肢4,,

▼このページの各セクション一覧

1 土地白書での指定流通機構の掲載データ (年間集計)

2 指定流通機構の年度集計−新規登録件数(売り・賃貸物件)

1 土地白書での指定流通機構の掲載データ

指定流通機構の活用実績(国土交通白書では未掲載。)

  新規登録件数 成約報告件数
平成24年版・土地白書 p.126

(23年1年間)

約482万件

(対前年比6.5%増)

約40万件

(対前年比8.2%増)

平成23年版・土地白書 p.117

(22年1年間)

約452万件

(対前年比3.4%増)

約37万件

(対前年比11.9%増)

平成22年版・土地白書 p.124

(21年1年間)

約437万件

(対前年比7.4%増)

約33万件

(対前年比13.7%増)

平成21年版・土地白書 p.136

(20年1年間)

約402万件

(対前年比16.5%増)

約29万件

(対前年比10.8%増)

2 指定流通機構の年度集計−新規登録件数(売り・賃貸物件)
(出題歴・平成7・8・9・10・12年)

指定流通機構は、東日本、中部圏、近畿圏、西日本の四つの公益法人があり、国土

交通大臣が所要の監督を行うことになっています。→宅建業法での指定流通機構の出題

(財)東日本不動産流通機構(東京)   http://www.reins.or.jp/

(財)中部圏不動産流通機構 (名古屋) http://www.chubu-reins.or.jp/

(財)近畿圏不動産流通機構 (大阪)  http://www.kinkireins.or.jp/

(財)西日本不動産流通機構 (広島)  http://www.nishinihon-reins.or.jp/

 以下のデータは,平成24年版の土地白書平成23年度版の国土交通白書とも,記載されていません。

出題傾向として、このデータについては、概数が問われることが多いので注意。

 この資料は、平成12年の建設白書までは掲載されていましたが、平成13年度版〜21年度版の国土交通白書では掲載していません。そのため、ご確認される方は、下記の不動産流通近代化センターの発表資料をご覧下さい。(PDF文書なのでAdobe社のAcrobat Readerが必要です。)

※指定流通機構の活用実績は,財団法人 不動産流通近代化センターで公表しています。

 ●指定流通機構活用実績(売り物件・賃貸物件の合計) ―平成23年度―

 平成23年度の新規登録件数は約489万件で,←H7,9,12に出題
 売り物件約137万(約28%),賃貸物件は約352万(約72%)
賃貸物件の件数が多い。

 (この比率を知っているか問うものが平成7年で出題されています)

 なお、初めて、売り物件<賃貸物件 となったのは、平成11年度でした。

新規登録件数の推移(データは全て年度分です。)

  平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度
総数 3,596,205 4,136,641 4,426,442 4,585,870

(3.6%)

4,892,313

(6.7%)

売り
物件
1,112,158

 (30.9%)

1,237,061

 (29.9%)

1,144,924

(25.9%)

1,213,804

(6.0%)

1,370,163

(12.9%)

賃貸
物件
2,484,047

 (69.1%)

2,899,580

 (70.1%)

3,281,518

(74.1%)

3,372,066

(2.8%)

3,522,150

(4.5%)

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